ファンタスティックビースト全3作品のあらすじを網羅!魔法ファンタジーの魅力を徹底紹介

本コンテンツはあらすじの泉の基準に基づき制作していますが、本サイト経由で商品購入や会員登録を行った際には送客手数料を受領しています。

ファンタスティックビーストシリーズとは?

ファンタスティックビーストシリーズは、ハリー・ポッターシリーズの前日譚にあたる魔法ファンタジー映画です。舞台は1926年のニューヨーク。魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、魔法動物を守るために世界中を旅する冒険が描かれます。原作者J.K.ローリングが自ら脚本を手掛け、ハリー・ポッター世界の広がりと歴史的背景にも迫っていきます。全3作品で、ダンブルドアと闇の魔法使いグリンデルバルドの対立の起源が明らかになっていくのも見どころです。

ファンタスティックビーストシリーズを見る順番は?

ファンタスティックビーストシリーズは、現在全3作品が公開されています。物語はシリーズを通して時系列順に展開するので、以下の順番で見ていくのがおすすめです。

  1. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年公開)
  2. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年公開)
  3. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年公開)

ハリー・ポッターシリーズを先に見ている必要はありませんが、ファンタスティックビーストを見てからハリー・ポッターを見返すと、さらに理解が深まるかもしれません。

【作品1】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

基本情報

  • 公開年: 2016年
  • 監督: デヴィッド・イェーツ
  • 脚本: J.K.ローリング
  • 主要キャスト: エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、コリン・ファレル
  • 興行収入: 全世界で8億1,400万ドル

ストーリーのあらすじ(ネタバレ注意)

魔法動物学者のニュート・スキャマンダーがニューヨークに到着した際、魔法動物を詰めたトランクが、間違って別のトランクとすり替わってしまいます。動物たちが街に逃げ出したことで大混乱に。その騒動に巻き込まれたのが、魔法省で働くティナ・ゴールドスタインとその妹クイニー、そしてノーマジ(非魔法族)のジェイコブでした。
ニュートは彼らと力を合わせて、動物たちを取り戻そうとします。しかしそんな中、魔法省のグレイブスが率いる闇の魔法使いの陰謀が明らかになり…。

見所と注目ポイント

本作の大きな魅力は、何といってもニュートと魔法動物たちの心温まる交流シーンです。特にニュートの台詞「僕はこのトランクの中に、きみを守ってくれる場所を作っておいた」には、思わずホロリとさせられます。
1920年代のニューヨークを再現した美しい街並みも必見。ハリー・ポッターとはひと味違う、大人びた雰囲気の魔法ワールドを堪能できます。

【作品2】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

基本情報

  • 公開年: 2018年
  • 監督: デヴィッド・イェーツ
  • 脚本: J.K.ローリング
  • 主要キャスト: エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、エズラ・ミラー、ゾーイ・クラヴィッツ
  • 興行収入: 全世界で6億5,400万ドル

ストーリーのあらすじ(ネタバレ注意)

ニュートは、闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドの脅威から魔法界を守るため、ダンブルドアの助けを借りて立ち上がります。一方、魔法省はグリンデルバルドの動きを察知し、ニュートたちの行動を阻もうとします。
ニュートはパリで、かつての恋人レタ・レストレンジや、謎に包まれた青年クリーデンスと出会います。魔法界の危機が迫る中、ニュートたちの運命の歯車が大きく動き出すのでした。

見所と注目ポイント

本作の見どころは、ニュートたちと魔法省、そしてグリンデルバルド陣営の壮絶なバトルシーンです。ニュートとレタ、ティナの複雑に絡み合う恋模様や、ダンブルドアとグリンデルバルドの過去の因縁にも注目。
ラストで明かされるクリーデンスの衝撃の正体は、次作への大きな伏線となっています。美しいパリの街並みと魔法のアクションシーンの競演も圧巻です。

【作品3】ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

基本情報

  • 公開年: 2022年
  • 監督: デヴィッド・イェーツ
  • 脚本: J.K.ローリング、スティーヴ・クローヴス
  • 主要キャスト: エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、マッズ・ミケルセン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、キャラム・ターナー
  • 興行収入: 全世界で4億500万ドル

ストーリーのあらすじ(ネタバレ注意)

ニュートは、魔法界に支持者を増やしつつあるグリンデルバルドを止めるため、ふたたびダンブルドアの助力を求めます。ダンブルドアは、ニュートやその兄テセウス、ジェイコブらとチームを組み、グリンデルバルド打倒に乗り出します。
一方グリンデルバルドは、自身の正体を隠しながら、陰で手を回し魔法界の支配を目論んでいました。真実を探るため、ニュートたちはブータン、ドイツ、アメリカを巡る旅に出ます。そこで、ダンブルドアの秘密と、クリーデンスの出生の謎が次々と明かされていきます。

見所と注目ポイント

見どころは、なんといってもクライマックスのダンブルドアとグリンデルバルドの魔法対決です。その凄まじさは圧巻の一言。さらに、クリーデンス(オーレリウス)とダンブルドアの驚愕の関係性や、ニュートとテセウス兄弟の固い絆にも胸を打たれます。
ジェイコブとクイニーの切ない恋の行方や、ホグワーツ城初登場シーンなど、見どころ満載です。ラストには、次作への重大な伏線も。その続きが早く見たくなること間違いなしです。

シリーズを彩る魅力的な登場人物たち

ニュート・スキャマンダー(演:エディ・レッドメイン)

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

本作の主人公で、マギゾオロジスト(魔法動物学者)。世界中を旅して魔法動物を研究・保護しています。おっとりとした性格ながら、信念を貫く勇気も持ち合わせた魅力的なキャラクターです。エディ・レッドメインが好演。

ティナ・ゴールドスタイン(演:キャサリン・ウォーターストン)

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

アメリカの魔法省(MACUSA)に勤める女性魔法使い。真面目で勤勉、正義感の強い性格。最初はニュートに批判的でしたが、冒険を共にするうちに彼の魅力に引かれていきます。キャサリン・ウォーターストン演じる。

クイニー・ゴールドスタイン(演:アリソン・スドル)

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

ティナの妹で、MACUSAの記憶注意部門で働くウィッチ。他人の心を読む能力があり、明るくチャーミングな性格。ノーマジのジェイコブに恋心を抱きます。アリソン・スドルが演じています。

ジェイコブ・コワルスキー(演:ダン・フォグラー)

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

第一次世界大戦からの帰還兵で、パン屋の開業を夢見る青年。偶然ニュートと出会ったことで、魔法世界に足を踏み入れます。人懐っこく勇敢な性格で、シリーズの名コンビ役。ダン・フォグラーが好演。

ゲラート・グリンデルバルド(演:ジョニー・デップ/マッツ・ミケルセン)

(C)Warner Bros. Entertainment Inc(C)Heyday Films Ltd

かつて魔法界を恐怖に陥れた最強の闇の魔法使い。カリスマ性で多くの信奉者を集め、強大な力で魔法界の支配を目論みます。ダンブルドアとは旧友であり、宿敵でもある複雑な関係。ジョニー・デップ、マッズ・ミケルセンが演じた。

アルバス・ダンブルドア(演:ジュード・ロウ)

ホグワーツ魔法魔術学校の教師で、トランスフィギュレーション学の権威。強大な魔力と知性を兼ね備え、グリンデルバルド打倒のキーパーソン。かつてグリンデルバルドと親交を持ち、理想を語り合った過去を持つ。ジュード・ロウが好演しています。

ファンタスティックビーストシリーズの魅力と見所

ファンタスティックビーストシリーズの大きな魅力は、「ハリー・ポッター」の前日譚という設定のもと、新たな魔法ワールドが壮大に広がっていくことです。1920年代の時代設定やファッション、美術などのビジュアル表現も素晴らしく、スクリーンいっぱいに魅惑的な世界が再現されています。
また、ニフラーやボウトラックルなど個性豊かな魔法動物たちの活躍や、彼らとニュートの心温まる交流シーンにも注目。ニュートやティナ、ジェイコブ、クイニーといった魅力的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマや、ダンブルドアとグリンデルバルドの宿命の対決なども見どころです。
「強き者が弱き者を導くべし」という、グリンデルバルドの一見もっともらしい主張が投げかける、示唆に富んだメッセージ性にも惹かれます。シリーズが進むごとに、次々と明かされていく驚愕の”秘密”にも目が離せません。

まとめ:魔法ファンタジーの新たな世界へ

ファンタスティックビーストシリーズは、魔法動物と、闇に立ち向かう魔法使いたちの冒険を壮大なスケールで描いた、魔法ファンタジー映画の傑作です。1920年代の時代設定やファッション、美術の再現度の高さも特筆もの。心温まる魔法動物たちとの交流や、人間味あふれる魔法使いたちの姿は、ファンタジー作品の枠を超えて、私たちの心に深く響きます。
原作者J.K.ローリングが自ら脚本を手掛け、緻密に計算し尽くされた壮大なストーリー展開は、シリーズを追うごとにその奥深さが増していきます。ハリー・ポッターシリーズと通底するテーマ性は、改めてJ.K.ローリング作品世界の偉大さを感じずにはいられません。
全3作品のあらすじをしっかり押さえることで、ストーリー全体の大きな流れをつかむことができるでしょう。もちろん、ハリー・ポッターシリーズのファンにはたまらない作品ですが、それ以外のファンタジー好きにもぜひ体験してほしい、魔法ファンタジー映画の金字塔です。ぜひ劇場に足を運んで、ニュートたちと魔法の旅を存分に味わってみてください。