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映画「アダムスファミリー」の基本情報
「アダムスファミリー」は、1991年に公開されたアメリカ映画です。原題は「The Addams Family」。上映時間は100分。
本作は、チャールズ・アダムスが生み出した同名のキャラクターを原作としています。監督はバリー・ソネンフェルド、脚本はキャロライン・トンプソンとラリー・ウィルソンが手がけました。
主要キャストは以下の通りです。
- アンジェリカ・ヒューストン:モーティシア・アダムス役
- ラウル・ジュリア:ゴメズ・アダムス役
- クリスティーナ・リッチ:ウェンズデー・アダムス役
- ジミー・ワークマン:パグズリー・アダムス役
- クリストファー・ロイド:フェスター・アダムス役
興行収入は全世界で1億9150万ドルを記録し、大ヒットを飛ばしました。アカデミー賞では衣装デザイン賞にノミネートされるなど、高い評価を受けています。
「アダムスファミリー」のあらすじを時系列で解説
アダムス家の面々と、ゴメズの失踪した兄・フェスターのこと
物語の舞台は、とある街の不気味な大邸宅。そこに住むのは、一風変わった一家”アダムス家”の面々です。
一家の当主・ゴメズは妻のモーティシアを溺愛しており、日々情熱的に生きています。長女のウェンズデーは無表情でシニカル、長男のパグズリーは破壊的な行動が大好き。ほかにも魔女のグラニー、フランケンシュタインを思わせるラーチ、手だけで動くシングなど、個性豊かなメンバーが揃っています。
ある日、ゴメズは25年前に失踪した兄・フェスターのことを思い出します。行方不明になったフェスターを今でも探し続けているのでした。
ニセのフェスターがアダムス家に現れ、一家をだます
そんな中、アダムス家の元に一通の手紙が届きます。差出人はなんとフェスター。驚いたアダムス家は早速フェスターを屋敷に招き入れますが、それは詐欺師・ゴードンが変装した”ニセのフェスター”でした。
実はゴードンは、アダムス家の資産を狙う弁護士・タリーに唆されて屋敷に乗り込んできたのです。当初ゴードンはフェスターになりきって一家をだまそうとしますが、不審な言動から徐々に怪しまれ始めます。
フェスターに成りすましたゴードンの心境の変化
ゴードンは当初、金目当てでアダムス家に近づきました。しかし奇妙な一家と過ごすうち、彼らの優しさや絆に触れ、次第に本心から心を通わせるようになります。
自分が詐欺師であることに罪悪感を覚え始めたゴードン。そんな彼の変化に気づいた一家の娘・ウェンズデーは、ゴードンの正体を問い詰めます。
邪悪な企みが露呈し、窮地に陥るアダムス一家
ゴードンがニセ物だとバレた直後、弁護士タリーと裁判所書記官が乗り込んできて、屋敷の権利がフェスターにあると言い出します。
実はタリーは、アダムス家から財産を奪うべく、裁判所にもぐりこんでいたのです。偽の書類を使って、屋敷の所有権をゴードンに渡すよう画策。追い出されたアダムス一家は途方に暮れます。
ゴードンの正体が明らかに。めでたく再結成されるアダムス家
モーティシアがアダムス邸に向かうも捕まってしまいます。ゴメズは妻を救出するために戻りますが、クレイブン夫人の逆襲に遭います。しかし、夫人がゴードンを罵ったことで、ゴードンは激怒し、嵐を巻き起こします。アルフォードとクレイブン夫人は墓穴に飛ばされ、埋葬されてしまいます。
嵐に巻き込まれたゴードンは、稲妻のショックで失っていた記憶を取り戻し、ゴードンが本物のフェスターであることが判明します。こうしてアダムス一家は再び邸に戻り、街はハロウィンで沸き返っていました。
「アダムスファミリー」の登場人物紹介
本作に登場する主要キャラクターを紹介します。
- ゴメズ・アダムス(ラウル・ジュリア):アダムス家の当主。妻モーティシアを溺愛し、情熱的に生きる男性。
- モーティシア・アダムス(アンジェリカ・ヒューストン):ゴメズの妻で、魔女の血を引く優雅な女性。冷静沈着だがどこか不気味。
- ウェンズデー・アダムス(クリスティーナ・リッチ):アダムス家の長女。無表情でシニカルな少女だが、家族思い。
- パグズリー・アダムス(ジミー・ワークマン):アダムス家の長男。明るく破天荒な性格で、いたずらが大好き。
- フェスター・アダムス(クリストファー・ロイド):ゴメズの失踪した兄。後に記憶喪失だったことが判明する。
- タリー・アルフォード(ダン・ヘダヤ):アダムス家の財産を狙う悪徳弁護士。ゴードンを使って悪巧みを企てる。
- アビゲイル・クレイブン(エリザベス・ウィルソン):タリーの母親。息子に唆されてゴードンをフェスターに仕立て上げる。
「アダムスファミリー」の関連作品や視聴方法を紹介
「アダムスファミリー」には、以下のような関連作品があります。
- アダムス・ファミリー2(1993):公開の2年後に製作された続編。家族の絆を描く。
- アダムスファミリー(2019):2019年に公開されたアニメ映画版。3DCGを用いてキャラクターを再現。
- ウェンズデー(2022):Netflixで配信中のスピンオフドラマ。ウェンズデーの学生生活が描かれる。
これらの関連作はいずれも、不気味なアダムス一家の日常を、ユーモアとホラーを交えて描いた作品です。
原作者のチャールズ・アダムスは、1938年から「ニューヨーカー」誌上でアダムス・ファミリーの漫画を発表。独特の絵柄とブラックユーモアが人気を博しました。
現在「アダムスファミリー」は、動画配信サービスのAmazon Prime Videoで視聴可能です(2023年5月時点)。無料期間を利用すれば、本編を実質無料で楽しめます。
以上が「アダムスファミリー」の作品情報とあらすじ、関連作品の紹介でした。不思議な一家の型破りな活躍から、家族の絆の強さを感じ取っていただければ幸いです。