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インディ・ジョーンズ映画シリーズとは?基本情報を紹介
「インディ・ジョーンズ」シリーズは、考古学者の主人公インディアナ・ジョーンズが世界中を駆け巡る冒険を描いた、スリリングなアクション映画シリーズです。監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮はジョージ・ルーカスという黄金コンビが手掛けています。
第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は1981年に公開。圧倒的な映像表現と痛快なアクションで人気を博し、以降も1984年の第2作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、1989年の第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、そして19年ぶりとなる2008年の第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』と、スケールアップを遂げながら新作が作られてきました。
主人公インディアナ・ジョーンズを演じるのはハリソン・フォード。教鞭を執る大学教授でありながら、一端フィールドに出れば鞭を携え、危険な冒険に身を投じるアクション・ヒーローです。その魅力的なキャラクター像と、オカルトミステリーや古代文明の遺物を巡る戦いが絶妙にミックスされた作品世界は、多くの映画ファンを魅了してきました。
それでは以下で、歴代のシリーズ4作品のあらすじを解説していきましょう!スリリングな冒険の旅へ、出発です!
『レイダース/失われたアーク』あらすじ:伝説のアーク探索
ナチスに先駆け、古代の秘宝アークを求めて冒険に出るインディ
1936年、考古学者インディアナ・ジョーンズのもとに、古代エジプトの秘宝・聖櫃(アーク)の在り処を示す手がかりが持ち込まれます。しかし、ナチス・ドイツもアークの力に目を付けていました。そこで、インディはナチスに先駆けてアークを手に入れるべく、単身エジプトへと旅立つのです。
元恋人マリオンと再会、ナチスとの争奪戦に
インディとマリオンは、ネパールでアブナーの杖飾りを手に入れ、エジプトへ向かう。カイロでは、ドイツ軍も杖飾りのコピーを入手していたが、片面だけでは聖櫃の隠された場所を特定できないことが判明する。
開けてはならないアークの封印が解かれ、超常現象が
カイロでの乱戦の末、インディはアークの在り処を突き止めます。しかし、ナチスもすぐ後を追ってきました。砂漠での死闘の末、ナチスがアークを強奪。だが、封印を解いた途端、恐ろしい怪奇現象が起こります。聖なるアークの怒りに触れ、ナチスは次々と命を落としていきました。アークの危険性を知るインディとマリオンは、敬虔な思いで目を閉じ、難を逃れるのでした。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』あらすじ:邪教集団との戦い
邪教集団に誘拐された子どもたちを救出すべく、インド奥地へ
1935年、上海でギャングとのトラブルに巻き込まれ、たまたまその場にいた歌手ウィリーと相棒ショート・ラウンドと危機を脱したインディは、彼女と共にインドへ向かいます。そこでは、村の子どもたちが邪教集団に誘拐されるという事件が起きていました。インディたちは、聖なる石が隠された古代都市パンコット宮殿に、子どもたちが連れ去られたと知ります。
司祭モラ・ラムの洗脳と宮殿からの脱出
インディは、パンコット宮殿の地下で、邪教の司祭モラ・ラムが子供たちを奴隷にして宝石を採掘し、悪魔の血で人々を洗脳しているのを発見するのです。一時は自らも洗脳されてしまいますが、少年の機転で正気を取り戻し、仲間を助け、サンカラストーンを奪還します。モラ・ラムを倒し、子供たちを解放して脱出するのです。
モラ・ラムの最期と村への凱旋
インディらは、崩壊した宮殿から脱出するが、吊り橋でモラ・ラムと対峙します。激闘の末、モラ・ラムは崖下に落下し、ワニの餌食になってしまいます。インディは炎に包まれたサンカラストーンを回収し、駆け付けたザリム・シンの助けを借りて残党を鎮圧。解放された子供たちと共に、村に凱旋するのです。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』あらすじ:聖杯探しの旅
父ヘンリーと共にキリストの聖杯を求めて、世界中を駆け巡る
1938年、考古学者の父ヘンリーが、キリストの聖杯の探索に出たまま行方不明に。インディは、残された手掛かりを頼りに父を追います。そして再会を果たしたインディ親子は共に、聖杯をナチスから守るべく冒険の旅に出ます。
ナチスの陰謀に立ち向かうため、数々の難関に挑む
ヴェネツィア、オーストリアを巡る中、インディ親子はナチスのドノバンの追跡を受けます。聖杯への手掛かりを求め、砂漠や魔宮、さらには聖杯の間といった数々の難関を潜り抜けていきます。
ラストの選択、信仰心が試される感動の結末
インディーたちより先に、ドノバンが聖杯を手に入れてしまいます。ドノバンは永遠の命を得ようと聖杯の水を飲みますが、それは偽物。命を落としてしまいます。本物の聖杯に気づいたインディでしたが、地震によって聖杯は崖底に。インディは聖杯を求めて崖に手を伸ばしますが、父の言葉でようやく聖杯への未練を断ち切るのでした。家族との絆の尊さを噛みしめながら、インディーたちは聖杯の在り処を胸に、遺跡を後にするのでした。
『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』あらすじ:伝説のクリスタルスカル探し
偽装軍に拘束: インディ・ジョーンズの新たな冒険が始まる
インディと相棒マックは、1957年に偽装アメリカ軍に拘束され、エリア51の政府機密物保管倉庫へ連行されます。そこで、1947年のロズウェル事件で手に入れた強い磁気を発する長方形の箱を探すよう強要されます。彼らが発見したのは、金属を引き寄せる謎のミイラでした。
核実験の危機と青年マットとの出会い
インディは、マックの裏切りにあいながらも、核実験が行われる無人の町に辿り着きます。唐突に核実験のアナウンスが告げられ、鉛の冷蔵庫に閉じこもって難を逃れるも、赤狩りの対象となり大学を休職処分になってしまいます。失望したインディは国外に向かう列車で、青年マットと出会い、ペルーに向かうことになるのです。
クリスタルスカルの謎とマリオンとの結婚
インディとオックスは、クリスタル・スカルを求めてアマゾンの遺跡へ向かいます。そこでは、ソ連軍との対決やマックの二度目の裏切りに遭遇する。遺跡では異星人の骸骨とスカルが一体化し、異変が起こる。イリーナは消滅し、インディたちは脱出に成功。アメリカに帰国後、インディはマリオンと結婚式を挙げ、友人たちから祝福される。
各作品の見どころ:ユーモアと痛快アクション
毒矢、罠、巨大な丸石からの逃走劇などスリリングな冒険シーン
インディ・ジョーンズ・シリーズの大きな魅力は、まずその痛快なアクションにあります。『レイダース』の冒頭で、巨大な丸石から必死に逃げるインディの姿は、あまりにも有名。罠だらけの魔宮や秘宝の間を駆け抜ける、息もつかせぬスリリングなアクションは、見ているだけでワクワクが止まりません。
“ヘビは生まれつき大嫌いなんだよ!”名セリフの数々と笑いの絶えない掛け合い
一方で、インディのユーモアあふれるキャラクター性も、本シリーズの醍醐味。彼の代名詞ともいえる「ヘビは生まれつき大嫌いなんだよ!」というセリフ。不死身のインディが、唯一苦手なものがヘビだったのです。仲間たちとの笑いの絶えない掛け合いも、緊迫感のあるアドベンチャーの合間に、絶妙なコミカルさを添えています。
シリーズを通底するテーマ:信仰と人間らしさ、家族愛
考古学者としての純粋な探究心と信仰心が、インディを突き動かす
インディ・ジョーンズ・シリーズに一貫して流れるテーマは、信仰と人間らしさ、そして家族愛です。考古学者インディを突き動かすのは、未知なる古代文明の秘密を解き明かしたいという、純粋な探究心。時に危険を顧みない冒険にも飛び込む原動力は、歴史の真実を追い求める彼の揺るぎない信念なのです。
冒険を通して芽生える仲間との絆、家族愛が感動を呼ぶ
一方で、過酷な冒険を通してインディと結ばれていくのが、大切な仲間たちとの絆。『レイダース』のマリオンとの恋、『最後の聖戦』でのヘンリー父との確執と和解、そして『クリスタルスカル』でのマットとの冒険。シリーズを追うごとに、人間らしさを増していくインディと、冒険の先に描かれる家族愛の物語が、多くの人々の感動を呼んできました。
超常現象を前にしても失わない人間らしさ、ユーモアのセンス
そしてインディの最大の魅力は、オカルトの脅威に翻弄されながらも、決して人間らしさを失わない姿にあるでしょう。悪魔的な儀式、超常現象など、非日常的な恐怖に直面しても、ユーモアのセンスだけは忘れない。「また、冒険だ」と語るインディの横顔に、観客はいつも勇気をもらってきました。
まとめ:痛快無比の冒険活劇が魅せるエンターテインメント性
インディ・ジョーンズ・シリーズは、考古学ミステリーとオカルト、スリリングなアクションが絶妙に融合した、まさにエンターテインメント映画の最高峰と言えるでしょう。
歴史の闇に隠された秘宝を求めて世界中を駆けめぐるインディの冒険は、私たちの冒険心をくすぐり、未知の世界への扉を開いてくれます。悪の組織との戦い、数々のピンチを切り抜ける痛快アクション、そして歴史ミステリーが織りなす驚きの真実の数々。観る者を飽きさせない、スリリングな展開が、シリーズの最大の魅力です。
一筋縄ではいかない魅力的なヒーロー像も、本シリーズの大きな見どころ。大学教授でありながら、いざ秘宝を求めて冒険に出れば、鞭を片手にアクションを繰り広げるタフガイ。ミステリアスでクールな一方、憎めないお茶目さも併せ持つインディは、ハリソン・フォードの熱演もあって、もはや映画史に残る不朽の存在となりました。
そしてシリーズを重ねるごとに、新たな進化を遂げているのもまた、インディ・ジョーンズ・シリーズの素晴らしさ。単なる続編の枠を超え、インディの内面の成長、家族との絆など、より深いテーマ性を携えて描かれる姿は、観客を飽きさせません。私生活では年老いても、冒険者としてのハートだけは衰えないインディに、勇気と感動をもらった人は数知れないでしょう。
アドベンチャー映画の金字塔として、『インディ・ジョーンズ』の名は、映画史に永遠に刻まれるべき存在です。そして、もしまた新たな冒険の旅に出るなら、私たちも今度こそインディについていこうと思わずにはいられません。彼が見せてくれる、未知なる世界と真実の在り処。神話の中に隠された、人間の尊厳と勇気の物語。スクリーンの向こうに広がる、夢と冒険の世界へ。インディと共に、私たちの冒険はこれからも続いていくのです。