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映画『ファインディング・ニモ』基本情報
『ファインディング・ニモ』は、2003年公開のピクサー・アニメーション・スタジオ制作の3DCGアニメーション映画です。監督はアンドリュー・スタントンとリー・アンクリッチ、脚本はアンドリュー・スタントン、ボブ・ピーターソン、デヴィッド・レイノルズが務めました。主要キャストは、マーリン役の木梨憲武、ドリー役の室井滋、ニモ役の宮谷恵多などが名を連ねています。全世界興行収入は9億4000万ドルを記録し、第76回アカデミー賞では長編アニメ賞を受賞するなど高い評価を得ました。
あらすじ
幸せな日常が崩れ去るきっかけ
カクレクマノミのマーリンは妻のコーラルと卵の世話をしながら幸せに暮らしていました。しかし、ある日バラクーダに襲われコーラルと卵のほとんどを失ってしまいます。唯一残った卵からかえったのが息子のニモでした。
過保護に育てられたニモ
マーリンはニモを大切に育てますが、悲しい過去から過保護になってしまいます。冒険心あふれるニモは、興味をそそられるものの、マーリンに止められてしまうことが多くありました。
ニモが人間に捕らわれるまで
ニモが初めて学校に通う日、ニモを心配したマーリンは付いていきます。ニモは反発し、ダイバーの近くまで泳いでいってしまい、人間に捕まってしまいます。
ニモを取り戻すための旅
ニモを助け出すため、マーリンは健忘症のナンヨウハギのドリーと共に旅に出ます。途中、サメ、クラゲ、ウミガメなどさまざまな困難に見舞われながらも、二人三脚でニモを追います。
ニモ、脱出への試み
ニモは歯医者の水槽で暮らす魚たちと知り合います。しかし、魚を乱暴に扱う歯医者の姪に渡されることが分かり、仲間と協力して脱走計画を企てますが失敗してしまいます。
再会と思わぬ別れ
ニモが無事脱走しマーリンと再会を果たしたその時、ドリーが漁師の網にかかってしまいます。ニモは仲間たちを集め、網を引きちぎることでドリーを助け出します。
そして、新たな日常へ
無事に家族が再会し、お互いを思いやる気持ちを取り戻します。ドリーもマーリンとニモと共に暮らし始め、自由で幸せな日常を送るのでした。
『ファインディング・ニモ』の見どころ3選
感動的な場面
マーリンとニモの再会シーンは感動的です。長い旅を経て、父と子が抱き合う姿に心打たれます。また、ニモが仲間と協力してドリーを助ける場面も、友情と勇気の大切さを教えてくれます。
ユーモア溢れるキャラクター
記憶力が悪いドリーのキャラクターは、物語に笑いを与えてくれます。「泳ぐのを忘れないで」という名言は印象的。水槽仲間のキャラクターたちもそれぞれ個性豊かで、物語を盛り上げています。
美しい映像表現
ピクサーによる美しい海の表現は必見です。色鮮やかなサンゴ礁や、優雅に泳ぐ魚たちの描写は、まるで海の中にいるような臨場感を与えてくれます。映像美を堪能できる作品です。
まとめ
『ファインディング・ニモ』は、父と子の絆を描いた感動作です。ユーモアと冒険にあふれ、美しい映像が心を癒してくれます。過保護だった父マーリンが、我が子を信じ、自立を促す姿は、親として学ぶべきことが多い物語。ニモの勇気ある行動と仲間との友情も、子どもたちに良い影響を与えてくれるでしょう。ピクサーが贈る、笑って泣ける海の冒険物語を、ぜひご覧ください。