【5分で完璧把握】映画「ダイ・ハード」のあらすじを簡潔に解説！見どころや舞台設定も紹介

「ダイ・ハード」ってどんな映画？基本情報を簡単に紹介

「ダイ・ハード」は、1988年に公開されたアメリカのアクション映画です。ジャンルはアクションですが、サスペンス要素も含まれており、観る人を飽きさせない展開が特徴的です。

「ダイ・ハード」が公開されたのは1988年。当時のアクション映画の主流は、筋骨隆々のヒーローが活躍するものでしたが、本作は一風変わった設定が話題を呼びました。公開から30年以上経った現在でも色褪せない人気を誇っています。

主人公ジョン・マクレーン役を演じたのは、ブルース・ウィリス。当時はテレビドラマ「こちらブルームーン探偵社」で知られる程度でしたが、本作での好演が高く評価され、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしました。

物語の舞台は、ロサンゼルスにあるフィクションの超高層ビル「ナカトミ・プラザ」。クリスマス・パーティーの最中にテロリストに占拠されてしまい、そこを舞台に主人公マクレーンの戦いが繰り広げられます。

ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、クリスマス・イブにロサンゼルスへ飛ぶ。別居中の妻ホリーの勤める日系企業ナカトミ社が主催するパーティに参加するためだ。

パーティの最中、ハンス・グルーバー率いる武装集団がビルを占拠。従業員たちが人質に取られる中、マクレーンは1人で立ち向かうことを決意する。

拳銃1丁とラジオを頼りに、マクレーンはグルーバー一味と対決。見事な射撃テクニックと肉弾戦で次々と敵を倒していく。時にはユーモアを交えつつ、絶体絶命のピンチに立ち向かう。

ロサンゼルス市警のアル・パウエル巡査部長と無線で交信し、少しずつ状況を打開。最後はFBIの介入もあり、テロリストたちを追い詰めることに成功する。

妻のホリーを人質に取られるというピンチもあったが、機転を利かせたマクレーンは、最後の決戦でグルーバーを窓から突き落とし、事件に終止符を打つ。

マクレーンの体当たりのアクションは圧巻の一言。ビルの中を駆け回り、敵と銃撃戦を繰り広げる。エレベーターシャフトでのシーンは特に迫力満点で、観る者の息を呑ませます。

頭脳明晰なグルーバーとマクレーンの心理戦も見逃せません。互いに相手の弱みを探り、騙し合う駆け引きはスリリングそのもの。

クライマックスのグルーバーとの対決シーンは、思わず拍手喝采したくなるほどの爽快感。ホリーを助けるために、マクレーンが放った一発の銃弾は、アクション映画の歴史に残る名シーンと言えるでしょう。

「ダイ・ハード」の物語は、クリスマス・イブのロサンゼルスが舞台。街は祝祭ムードに包まれていますが、その陰でテロが起こるというギャップが、物語に緊張感を与えています。

超高層ビル「ナカトミ・プラザ」は、まさに「ダイ・ハード」のためにあるような舞台設定。エレベーターやエアダクト、機械室など、ビルのいたるところが戦いの場となり、観る者を飽きさせません。

「ダイ・ハード」の大きな魅力は、緊迫感のあるストーリー展開と、スリリングなアクション。1人の男が絶対絶命のピンチに立ち向かう姿は、観る者の興奮を最高潮に高めます。

「ダイ・ハード」は、アクション映画ファンなら絶対に見逃せない作品。30年以上前の映画ですが、今観ても色褪せないおもしろさは、間違いなく「超一流」の証と言えるでしょう。