【2024年最新】死霊館シリーズ全8作品の時系列まとめ!あらすじ、見どころ、評価を徹底解説

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死霊館シリーズとは?

シリーズの概要

「死霊館」シリーズは、2013年に第1作「死霊館」が公開されたホラー映画シリーズです。超常現象の調査家であるエド・ウォーレンとロレイン・ウォーレン夫妻の活動をモチーフにしており、これまでに本編3作品とスピンオフ5作品の計8作品が製作されています。本編では、悪霊に取り憑かれた人々を助けるウォーレン夫妻の姿が描かれ、スピンオフ作品では、夫妻が遭遇した個々の事件が掘り下げられています。死霊館シリーズは、比較的低予算ながら全世界で高い興行収入を上げており、ホラー映画の金字塔的な存在となっています。

本シリーズの特徴と魅力

死霊館シリーズの大きな特徴は、実在の心霊現象をベースにしているリアルさです。ウォーレン夫妻が実際に関わった事件を下敷きにしているため、作品に説得力が生まれています。また、悪魔祓いや超常現象の描写には細部までこだわっており、恐怖を煽る映像表現が光ります。

シリーズ内の作品同士のつながりも見逃せません。登場人物や小道具、事件の示唆など、作品をまたいだ伏線が散りばめられており、シリーズを通して鑑賞することで、より濃密な世界観を味わえます。

さらに、超常現象だけでなく、それに立ち向かうウォーレン夫妻の人間ドラマにも注目が集まります。夫婦の強い絆や、恐怖に打ち克とうとする勇気ある姿が、観る者の心を打ちます。

スピンオフ作品では、本編とは異なる切り口から死霊館の世界が展開されます。「アナベル」シリーズや「ラ・ヨローナ」など、本編で登場した恐怖の象徴にスポットを当てた作品群は、シリーズの広がりを感じさせてくれます。

死霊館シリーズは、リアルな恐怖体験と緻密な世界観、人間ドラマが織りなす、他に類を見ないホラー映画シリーズなのです。

死霊館シリーズを見る順番は?時系列順まとめ

1. 死霊館のシスター

(C)Warner Bros. Pictures

あらすじ

1952年、ルーマニア。教会から派遣された神父バーク、見習い修道女アイリーン、フレンチ・カナダ人のモーリスの3人が、自殺した修道女の調査に訪れる。修道女は、悪魔祓いの最中に自らの命を絶ったのだという。やがて、修道院に隠された恐るべき過去が明らかになっていく。

見どころ


本作は死霊館ユニバースの原点とも言える作品。バチカンから派遣された者たちが、悪魔バールと対峙する。
名優デミアン・ビチア演じる神父バークと、アイリーン役のタイッサ・ファーミガの熱演に注目。禍々しい修道院の描写や、悪魔が跋扈する世界観は必見。

2. 死霊館のシスター 呪いの秘密

(C)Warner Bros. Pictures

あらすじ


前作の4年後、アイリーン神父は新たな修道女と共に、さらなる悪魔の脅威に立ち向かうことに。前作で封じられたはずの悪魔バールの呪いは、まだ終わっていなかった。

見どころ

「死霊館のシスター」の直接の続編。前作から4年後を舞台に、アイリーン神父が再び悪魔と対決する。前作で人気だったアイリーン神父の活躍や、新たな修道女との関係性に期待。さらに、悪魔バールの脅威がどのように描かれるのかにも注目したい。

3. アナベル 死霊人形の誕生

(C)Warner Bros. Pictures

あらすじ


1958年、人形職人のサミュエルは妻エスターとの間に娘を授かるが、エスターは出産直後に他界してしまう。サミュエルは12年後、孤児院の少女たちを自宅に招き入れるが、そこで待ち受けていたのは、死んだエスターの怨念に取り憑かれた人形アナベルだった。

見どころ

人形アナベル誕生の秘密が明かされる重要作品。「死霊館」本編でも重要なアイテムとして登場するアナベルの素性を探る物語。原作では人形の制作過程が丁寧に描かれており、アナベルの恐怖を際立たせている。人形に込められた悲しみと怒りは必見。

4. アナベル 死霊館の人形

(C)Warner Bros. Entertainment Inc.

あらすじ

1970年、ジョンとミアのフォーム夫妻は第一子を授かる。だが、隣人の娘アナベルがカルト集団に殺害された夜、フォーム家に悪霊が取り憑いてしまう。乳飲み子を守るため、若き夫婦は恐怖の日々に立ち向かっていく。

見どころ

「死霊館」で登場したアナベル人形の単独スピンオフ第一弾。本編では語られなかったアナベルの恐怖が存分に描かれる。若き夫婦を襲う悪夢のような日々は、「ロズマリーの赤ちゃん」を彷彿とさせる。次第にエスカレートしていく恐怖描写は必見。

5. 死霊館

(C)Warner Bros. Pictures

あらすじ

1971年、ロードアイランド州ハリスヴィル。ペロン一家は、新居に引っ越してきた。だが、その家には悪霊が棲みついていた。一家を救うため、超常現象研究家のウォーレン夫妻が調査に乗り出す。彼らを待ち受ける恐怖とは──。

見どころ

シリーズの原点にして、ウォーレン夫妻の活躍を描いた記念碑的作品。実在の心霊物件を舞台に、次々と明かされる恐怖の真相に度肝を抜かれる。ウォーレン夫妻の絆や、悪魔祓いのシーンは圧巻。名優パトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガの名演も光る。

6. アナベル 死霊博物館

(C)Warner Bros. Entertainment Inc.

あらすじ


ウォーレン夫妻が死霊館の調査から帰宅した夜、10歳の娘ジュディの友人が、博物館に封印されたアナベル人形を解き放ってしまう。アナベルの呼び水となった少女たちの前に、次々と恐ろしい怪異が立ちはだかる。

見どころ

ウォーレン一家の日常にスポットを当てたスピンオフ作品。本編の舞台裏が垣間見れる、ファン垂涎の1本。アナベル人形の恐怖はもちろん、死霊館に封印された怪物たちが続々登場。未知の脅威との戦いは見応え抜群。娘役のマッケンナ・グレイスの好演も魅力。

7. ラ・ヨローナ〜泣く女〜

(C)Warner Bros. Pictures

あらすじ

1973年、ロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは、子供を溺死させた母親の調査に乗り出す。やがて、不可解な死が次々と起こり始める。そこには、300年前に自分の子を殺めた女性の亡霊・ラ・ヨローナの影があった。

見どころ


「死霊館」シリーズの世界観を共有する、新たな恐怖のスピンオフ。
メキシコに伝わる伝説の女性の亡霊を題材にした意欲作。不気味な亡霊の造形や、襲い来る恐怖のシーンは圧巻。主人公アンナの家族を巡るドラマにも注目。「死霊館」ファンのみならず、幅広い層に刺さる作品。

8. 死霊館 エンフィールド事件

あらすじ

1977年、ロンドン北部エンフィールド。ホジソン家の娘ジャネットに、悪霊が取り憑く。エド&ロレイン・ウォーレン夫妻は、大西洋を越えて調査に乗り出すが、想像を絶する恐怖が待ち受けていた。教会からの支援も断たれる中、夫妻は決死の悪魔祓いに挑む。

見どころ

「死霊館」の続編として製作された、シリーズ屈指の大作。前作を上回るスケールとクオリティで、強力な恐怖体験を提供する。取り憑かれた少女の姿や、悪魔の脅威は前作以上。ウォーレン夫妻の絆や信仰心が試される姿も見応え十分。悪魔の尼僧バールとのつながりにも驚かされる。

今後の死霊館シリーズの展望

製作決定している今後の作品

死霊館シリーズは、これからも拡大し続けます。2023年には、「死霊館のシスター」の続編である「死霊館のシスター 呪いの秘密」の公開が控えています。さらに2025年には、メインシリーズ第4弾「The Conjuring 4」の公開も決定しており、ウォーレン夫妻の新たな活躍が描かれる予定です。

シリーズの発展への期待


死霊館シリーズは、スピンオフ作品をさらに拡充させ、「死霊館ユニバース」とも呼べる壮大な世界の構築を目指しているようです。本編だけでなく、個々の作品を通してシリーズの世界観をより深く掘り下げていく方向性が伺えます。

シリーズを率いるジェームズ・ワン監督は「死霊館シリーズにはまだまだ描ききれていない物語がある」と語り、シリーズ継続への強い意欲を示しています。ウォーレン夫妻役を務めるパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガも、役へのこだわりは人一倍強く、今後もシリーズを牽引していくことが期待されます。

これまでも死霊館シリーズは、ウォーレン夫妻の活動を軸に、新たな恐怖体験を観客に提供し続けてきました。今後も彼らの活躍を中心に、リアルでありながらエンターテインメント性の高い作品が生み出されていくことでしょう。

死霊館シリーズはホラーの金字塔として、私たちを恐怖の世界に誘い続けます。シリーズの来たるべき未来に大いに期待が持てるのではないでしょうか。

まとめ

死霊館シリーズの魅力と人気の理由

死霊館シリーズが多くの人を魅了してやまない理由は、何より、ウォーレン夫妻の実体験に基づくリアルな恐怖にあります。緻密な取材を基に再現された心霊現象は、観る者を恐怖で震え上がらせながらも、映画的な演出とのバランスが絶妙で、エンターテインメント性も十分です。

また、作品を重ねるごとに構築されていく死霊館ユニバースは、各作品のつながりを楽しむ醍醐味を与えてくれます。一つ一つの作品は独立した物語でありながら、全体で一つの大きな世界観を形作っているのです。

さらに、悪魔祓いの儀式や心霊現象の描写は、専門的な知識に裏打ちされており、リアリティを高めています。加えて、ただ恐いだけでなく、家族愛や信仰心など、人間ドラマの要素も盛り込まれているため、感情移入しやすいのも特徴です。

そして、死霊館シリーズはどの作品も比較的低予算でありながら、クオリティの高い作品に仕上がっています。ストーリー重視の姿勢と、無駄のない映像表現が光る作品群だと言えるでしょう。

これから死霊館シリーズを観る際のポイント

これから死霊館シリーズを観る方は、ぜひ公開順ではなく時系列順に観ることをおすすめします。物語の流れを追って観ることで、より世界観に没頭できるはずです。

また、作品内に登場する小物や脇役にも注目してみてください。一見脇役に見える人物が、別の作品で重要な役割を果たしていたりと、作品同士の意外なつながりを発見できるかもしれません。

心霊現象の数々は、映画的な誇張もありますが、実際の現象をかなり忠実に再現しているという点も覚えておきましょう。

そのうえで、恐怖シーンだけでなく、登場人物の心情にも目を向けると、より深く作品世界を楽しむことができるはずです。

最後に、本編だけでなくスピンオフ作品にも目を向けてみることをおすすめします。「アナベル」シリーズや「ラ・ヨローナ」など、死霊館ユニバースの広がりを感じさせてくれる作品が揃っています。

死霊館シリーズは、ホラー映画の金字塔と呼ぶにふさわしい、唯一無二の作品群です。ぜひ、この機会に死霊館の世界の扉を開いてみてください。あなたを本物の恐怖が待っています。