【ネタバレあり】10分でわかる!トイストーリー(1作目)のあらすじ

トイストーリーの基本情報

公開年、上映時間など

トイ・ストーリーは、1995年11月22日にアメリカで公開され、日本では1996年3月23日に公開されました。上映時間は81分で、ピクサー・アニメーション・スタジオ初の長編フルCGアニメーション映画として話題を集めました。

主要スタッフ・キャスト

監督はジョン・ラセターで、脚本はジョス・ウィードン、アンドリュー・スタントン、ジョエル・コーエン、アレック・ソコロウが担当しました。音楽はランディ・ニューマンが手掛けています。主要キャストは以下の通りです。

  • ウッディ(声:トムハンクス/吹替:唐沢寿明)
  • バズ・ライトイヤー(声:ティム・アレン/吹替:所ジョージ)
  • アンディ・デイビス(声:ジョン・モリス/吹替:市村浩佑)
  • シド・フィリップス(声:エリック・フォン・デットン/吹替:堀裕晶)

登場キャラクター

ウッディ

ウッディは、主人公の一人で、古めかしいカウボーイ人形です。背中の紐を引っ張ると、パンチの効いた「カウボーイトーク」を話します。アンディの大切なおもちゃで、おもちゃ達のリーダー的存在です。

バズ

バズ・ライトイヤーは、もう一人の主人公で、最新の宇宙ヒーローのおもちゃです。当初は自分が本物のスペースレンジャーだと信じており、飛行能力を証明しようとするなど、ウッディと衝突することがあります。

シド

シドは、アンディの隣に住む意地悪な少年で、おもちゃを壊すことに快感を覚える「おもちゃ殺し」と呼ばれる存在です。ウッディとバズがシドの家に迷い込んだことから、物語が大きく動き出します。

その他主要キャラ

ウッディとバズの仲間として、ミスター・ポテトヘッド、スリンキー、レックス、ハム、ボーピープなどのおもちゃ達が登場します。彼らはアンディの部屋で暮らしながら、ウッディとバズの冒険を見守ります。

トイストーリーのあらすじ

ウッディとバズの出会い

ウッディは、少年アンディのお気に入りのおもちゃでした。しかしある日、アンディの誕生日プレゼントとしてバズ・ライトイヤーが現れ、ウッディの立場は揺らぎ始めます。バズは最新の宇宙ヒーローで、アンディの注目を集めていきます。

ウッディの嫉妬心が招いた悲劇

ウッディはバズへの嫉妬心から、彼を机の裏に突き落とそうと画策します。しかし、偶然が重なり、バズは窓から転落してしまいます。アンディはウッディを連れてピザ屋に向かいますが、そこでウッディとバズははぐれてしまいます。

二人の冒険の始まり

ウッディとバズは、「おもちゃ殺し」と呼ばれる隣家の少年シドに捕まってしまいます。シドの家は、壊れたおもちゃだらけの恐ろしい場所でした。二人は力を合わせて、なんとかしてアンディの元へ戻ろうと決意します。

シドの家で待ち受ける危機

シドはバズにロケット花火を括り付け、爆発させようと企んでいました。ウッディはバズを救出しようとしますが、シドに見つかってしまいます。絶体絶命の危機に陥った二人でしたが、シドのおもちゃ達が応援に駆けつけてくれます。

おもちゃ同士の連携プレー

ウッディとバズは、シドのおもちゃ達と協力して、シドに立ち向かいます。ウッディはシドにおもちゃは大切にすべきだと説教し、シドを震え上がらせることに成功。無事にシドの部屋から脱出します。

バズの正体が明らかに

冒険の中で、バズは自分がおもちゃであることを知ります。当初は落ち込みますが、ウッディに励まされ、自分の存在意義を見出していきます。二人の絆は、困難を乗り越えるごとに深まっていきました。

スリリングな脱出劇

シドの家から抜け出したウッディとバズでしたが、引っ越しのトラックに乗ったアンディとはぐれてしまいます。彼らは必死にトラックを追いかけますが、シドの凶暴な犬に襲われてしまいます。ウッディはバズに付けられた花火に着目し、二人で花火に乗ってアンディの元へ舞い戻ります。

無事に帰宅、ウッディとバズの友情

ウッディとバズは見事にアンディの元へ帰還を果たし、再会を喜び合います。おもちゃ達も二人の無事を祝福し、ウッディとバズの新たな友情が芽生えます。トイストーリーは、ライバル関係から始まった二人が、数々の冒険を通じて固い絆で結ばれていく物語なのです。

「トイストーリー」見どころ・名シーン3選

バズが自分がおもちゃだと気づくシーン

バズがテレビ広告を見て、自分が本物の宇宙飛行士ではなくおもちゃだと気づくシーンは、印象的です。英雄的なイメージが崩れ、自己存在に悩むバズを通して、自分らしさとは何かを問いかけているようにも感じられます。

シドのおもちゃたちとの対決

シドの部屋で、改造されたおもちゃ達が次々とウッディとバズに襲いかかるシーンは、スリリングでありながらもコミカルな雰囲気があります。おもちゃ達の機転により、ウッディとバズが窮地を脱する展開は爽快です。

ロケット花火を使った帰宅劇

ウッディとバズがロケット花火に乗って、移動中のトラックを追跡するシーンは、本作の最大の見せ場の一つです。CGで描かれるダイナミックなアクションと、BGMの盛り上がりが相まって、観客を映画の世界に引き込みます。

続編・シリーズ作品の紹介

  • トイ・ストーリー2(1999年公開)
  • トイ・ストーリー3(2010年公開)
  • トイ・ストーリー4(2019年公開)
  • バズ・ライトイヤー(2022年公開)

1作目の大ヒットを受け、トイ・ストーリーシリーズは続編を重ねています。ウッディとバズの活躍を軸に、おもちゃ達の成長と絆の物語が描かれていきます。スピンオフ作品の「バズ・ライトイヤー」も公開され、トイ・ストーリー世界は広がり続けています。

まとめ・読者へのメッセージ

トイ・ストーリーは、おもちゃの世界を通して「本当の友情」や「自己犠牲」といったテーマを描いた作品です。ウッディとバズの冒険は、子供から大人まで幅広い世代に感動を与え続けています。

心温まるストーリー、ユーモアあふれるキャラクター、そして美しいCGアニメーションが織りなす世界観は、一度観たら忘れられない作品です。ぜひ皆さんも、トイ・ストーリーの仲間たちと一緒に冒険に出かけてみてください。きっと、かけがえのない思い出になるはずです。