【ネタバレあり】映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」のあらすじを5分で解説!ドミニクと運命の兄弟の激闘

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映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」ってどんな映画?

シリーズ9作目となるカーアクション大作

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」は、大ヒットカーアクションシリーズ「ワイルド・スピード」の第9作目にあたる作品です。2001年の第1作「ワイルド・スピード」から始まったこのシリーズは、20年以上にわたって世界中のファンを熱狂させ続けてきました。今作では、前作「ワイルド・スピード ICE BREAK」から引き続き、主人公ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とその仲間たちの活躍が描かれます。

前作から続くドミニクとジェイコブの兄弟対決が軸に

本作の物語の中心となるのは、ドミニクと彼の実の兄弟であるジェイコブ(演:ジョン・シナ)の対決です。前作で初めて存在が明らかになったジェイコブは、高い戦闘能力を持つ元エージェントで、ドミニクとは敵対する立場にあります。2人の確執を軸に、壮大なスケールのカーアクションが繰り広げられることになります。

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」のあらすじを解説!

ドミニクの隠された過去と、兄ジェイコブの登場

(C)オリジナル・フィルム(C)ワン・レース・フィルム(C)ロス/キルシェンバウム・フィルムズ(C)パーフェクト・ストーム・エンターテインメント

物語は、ドミニクが家族とともに平和な日々を過ごしていたところから始まります。しかし、そんな彼の前に突如として現れたのが、かつて死んだはずの兄ジェイコブでした。ジェイコブは父親を死に追いやった張本人だと名指しでドミニクを非難します。一方、ジェイコブもまた、ドミニクに見捨てられたと考えており、双方に遺恨がくすぶっていたのです。

ドミニクVSジェイコブ、因縁の対決のきっかけ

(C)オリジナル・フィルム(C)ワン・レース・フィルム(C)ロス/キルシェンバウム・フィルムズ(C)パーフェクト・ストーム・エンターテインメント

ある日、ドミニクの前に現れたサイファー(演:シャーリーズ・セロン)から衝撃の事実が告げられます。なんとジェイコブが、世界中のコンピューターシステムをコントロール下に置くことのできるデバイス「アリエス」の奪取を企てているというのです。世界の危機を回避すべく、ドミニクは再びファミリーを集結させ、ジェイコブの野望を阻止すべく立ち上がります。

新たな脅威”アリエス”をめぐる世界規模の戦い

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「アリエス」をめぐり、ドミニクたちとジェイコブの壮絶な争奪戦が世界各地で繰り広げられます。ロンドンやエディンバラ、トビリシなどを舞台に、驚異的なカーアクションが次々と展開。それはまさに、地上も空も巻き込んだ、文字通り「ジェットブレイク」な戦いとなります。

仲間との絆と人間ドラマ

本作でも、ドミニクとレティ(演:ミシェル・ロドリゲス)、ローマン(演:タイリース・ギブソン)、テジ(演:ルダクリス)ら、おなじみのファミリーメンバーが大活躍します。どんな時でも決して裏切ることのない仲間たちとの固い絆は、本シリーズの大きな魅力の1つ。ハラハラドキドキのアクションだけでなく、キャラクター同士の人間ドラマにも注目です。

ラストの意外な結末

ネタバレは避けますが、ドミニクとジェイコブの対決の行方は、予想もつかない驚きの展開を見せます。ジェイコブの真の目的とは?ドミニクは弟を止めることができるのか?ラストまでめくるめく展開から目が離せません。

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の見どころ3選

ド派手なカーアクションシーンの連続

「ワイルド・スピード」シリーズの最大の見どころは、何と言ってもハイクオリティなカーアクションの数々。本作でもその伝統は健在で、ロケ地のロンドンの街並みを破壊しつくすシーンや、空飛ぶジェットから車が飛び出すシーンなど、クライマックスに向けてアクションのボルテージは最高潮に達します。まさに「ジェットブレイク」の名に恥じない、極限のカーアクションをお楽しみいただけます。

主要キャラクター総出演で贈るシリーズ集大成

今作は、シリーズ第1作から登場しているおなじみのキャラクターたちが全員集合。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソンらメインキャストに加え、「ワイルド・スピード EURO MISSION」から参戦のルーク・ホブス(演:ドウェイン・ジョンソン)、「ワイルド・スピード SKY MISSION」で印象的だったデッカード・ショウ(演:ジェイソン・ステイサム)らも登場し、まさにシリーズの集大成と言える豪華キャスティングとなっています。

前作を観ていると、より物語が理解できる

本作は、前作「ワイルド・スピード ICE BREAK」から引き続くストーリーとなっています。特に、ドミニクとジェイコブの兄弟関係や、サイファーとの因縁など、前作の事件が色濃く反映されています。シリーズを追っているファンにとっては、より物語を深く理解することができるでしょう。とはいえ、本作単体でも十分に楽しめる作品となっているので、初見の方でも存分に楽しんでいただけます。

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の評判と興行成績

映画ファンから好評の本作の評判

本作は批評家からも高く評価されており、Rotten Tomatoesでは84%の支持率を獲得しています。観客からの評価も上々で、多くのファンから「シリーズ最高傑作」との声が上がっています。特に、ドミニクとジェイコブの兄弟対決を中心とした、人間ドラマの部分が秀逸だと言われています。アクション映画でありながら、キャラクター同士の絆や葛藤が丁寧に描かれている点が、多くの観客の心を打ったようです。

全世界で記録した興行成績

本作の全世界興行収入は、約7億2600万ドル(約800億円)を記録。シリーズ歴代1位の「ワイルド・スピード SKY MISSION」の約15億ドルには及ばないものの、パンデミック下においてこれだけの成績を残したことは驚異的と言えるでしょう。「ワイルド・スピード」シリーズの人気の高さを改めて証明する結果となりました。

まとめ:シリーズファンは必見!人間ドラマとアクションが楽しめる作品

家族の絆を描く人間ドラマ

「ワイルド・スピード」シリーズの最大のテーマは「家族」です。血のつながりがあろうとなかろうと、信頼できる仲間を家族と呼び、決して裏切らないーそんなドミニクの姿勢が、多くのファンの共感を呼んできました。本作では、実の兄弟であるジェイコブとの対立を通して、改めて家族の絆の強さが浮き彫りになっています。アクションだけでなく、しっかりとしたドラマ作りに定評のあるシリーズの面目躍如と言えるでしょう。

息をのむようなアクションシーン

本作のアクション監督を務めたのは、「デッドプール2」などで知られるデヴィッド・リーチ。彼の手腕により、カーアクションのクオリティはさらに磨きがかかりました。ロンドンの街中を爆走するシーンは、まさに圧巻の一言。ラストの航空機を舞台にしたシーンは、本シリーズ史上最もスケールの大きなアクションと言っても過言ではありません。本作を観れば、「ジェットブレイク」の意味が実感できるはずです。

シリーズファン必見の理由

繰り返しになりますが、本作はシリーズファン必見の作品です。過去作のキャラクターが総登場するほか、「ワイルド・スピード EURO MISSION」で触れられたドミニクの過去や、「ワイルド・スピード SKY MISSION」のラストで登場したデッカードの兄オーウェンなど、シリーズを通して張られた伏線の回収も。長年シリーズを追ってきたファンにとって、垂涎の内容となっています。新規ファンにとっても、シリーズの面白さを体感できる絶好の機会。ぜひ本作を観て、「ワイルド・スピード」の世界にのめり込んでみてください。