【ネタバレあり】映画「アルマゲドン」のあらすじを結末まで完全解説!人類滅亡の危機に石油掘削チームが立ち向かう!?

目次

「アルマゲドン」のジャンルと舞台設定

人類の命運を賭けたパニック×SFアクション映画

「アルマゲドン」は、全人類の運命が危機に瀕する中、型破りなヒーローたちが活躍するパニック×SFアクション超大作。ディザスター映画の要素も持ち合わせている。

1998年のアメリカを舞台に宇宙規模の危機が襲う

物語の舞台は1998年のアメリカ。ニューヨークの都市が流星群に襲われるなど、現実に即した設定で地球規模の危機が描かれる。

「アルマゲドン」のあらすじ【序盤】

地球に迫りくるテキサス州サイズの小惑星を発見

ある日、地球の衛星軌道上で謎の事故が発生。原因は小惑星の衝突だった。調査の結果、地球に迫る巨大小惑星の存在が明らかになる。小惑星の大きさはテキサス州に匹敵し、このまま衝突すれば人類は絶滅の危機に陥ってしまう。

小惑星地中で核爆弾を爆発させる作戦を決行

地球滅亡を阻止する方法はただ一つ。小惑星の地中深くに核爆弾を仕掛けて内部から破壊するのだ。NASAはその作戦決行を決断。だが誰もやったことのない前代未聞のミッションに、様々な課題が立ちはだかる。

元石油掘削チームのハリーたちが集結し訓練開始

小惑星での核爆弾設置には、岩盤に深い穴を掘る高度な技術が不可欠。NASAは石油掘削のプロ集団に白羽の矢を立てる。かくして、ブルース・ウィリス演じるハリー・スタンパーら、規格外の面々が宇宙飛行士としてミッションに加わることに。

「アルマゲドン」のあらすじ【中盤】

新型シャトル2機で小惑星に接近開始

訓練を終えたハリーたちは、新型シャトル2機に分乗して小惑星へ向かう。途中、老朽化した宇宙ステーションでの燃料補給中にトラブルが発生。シャトルは間一髪で危機を脱するが、ロシア人宇宙飛行士のレフだけが新たに仲間に加わる。

1機を失いつつも小惑星表面へ着陸

小惑星が放つ砂礫の奔流によって1機が墜落。チームメンバーの何人かが命を落としてしまう。それでも、ハリーたちの乗ったシャトルは奇跡的に小惑星表面への着地に成功する。

掘削開始するも困難続き、核装置を仕掛けるのが精一杯に

ところが着陸地点は、予想外に硬い岩盤だった。専用ドリルが次々と破損する中、時間だけが無情に過ぎていく。ようやくなんとか核爆弾を設置できたものの、深さは十分ではない。規定時間内の発射は絶望的だ。

「アルマゲドン」のあらすじ【後半】

遠隔操作の起爆装置が故障、ハリーが人力装置に

おまけに遠隔操作の起爆装置まで故障してしまう。誰かが残って手動で爆弾を起爆するしかない。ハリーは、若いメンバーを逃がすため、自ら志願してシャトルから降り、人力式の起爆装置を設置する。

チームは脱出、ハリーは小惑星で「ミス・ア・シング」に別れ

最愛の娘の婚約者であるA.J.を説得して、ハリーだけを小惑星に残してシャトルは発進。ハリーは、娘への愛を込めて「ミス・ア・シング」を口ずさみながら、涙を浮かべて爆破スイッチを押す。

遂に小惑星は爆破され、人類の危機は去った

ハリーの犠牲によって、ついに小惑星は真っ二つに割れた。破片は地球の引力圏を離れ、人類は絶滅の運命から逃れたのだった。世界中の人々が歓喜に沸く中、ミッションから生還したメンバーは英雄として迎えられる。

「アルマゲドン」の登場人物

ハリー・スタンパー(ブルース・ウィリス):石油掘削の第一人者

石油掘削会社の社長で、NASA直々に頼まれて小惑星ミッションに参加する。娘思いの頑固者。

他キャストと役どころ

ベン・アフレック(A.J.:ハリーの娘婿候補)、リヴ・タイラー(グレース:ハリーの一人娘)、スティーヴ・ブシェミ(ロックハウンド:火薬専門家)、オーウェン・ウィルソン(オスカー:地質学者)ら豪華キャスト陣。

「アルマゲドン」のスタッフと製作背景

マイケル・ベイが大ヒット作「ザ・ロック」に続いてメガホンを取った

監督は、「ザ・ロック」の大ヒットで名声を得たマイケル・ベイ。派手な視覚効果とスリリングな展開が持ち味。

エアロスミスの主題歌「I Don’t Want to Miss a Thing」が大ヒット

挿入歌はヒロイン役リヴ・タイラーの実父スティーヴン・タイラーのバンド、エアロスミスが担当。バラードが映画を盛り上げ、全米チャートでも1位を記録した。

「アルマゲドン」のみどころ

切迫した世界規模の危機感と人類存亡の使命感

リアルさを感じさせるニューヨーク流星群シーン。人類滅亡まで秒読みの緊迫感が、観る者を映画世界に引き込む。

型破りな油田チームと宇宙飛行士のコントラスト

荒くれだが腕は一流の石油掘削チームが、まじめで融通の利かないエリート宇宙飛行士とぶつかり合う様は、笑いあり涙ありの人間ドラマ。

「ロマンティック・コメディ+パニック+感動」の新機軸ブロックバスター

ラブロマンス、ユーモア、絶体絶命のピンチ、父娘の絆、そして感動の結末。様々な要素を詰め込んだ、従来の枠にとらわれないエンターテイメント作品。

まとめ:「アルマゲドン」は人類滅亡を阻止するディザスター・エンタメ超大作!

「アルマゲドン」は、小惑星衝突による人類存亡の危機を描いた、パニックとSFアクション、人間ドラマが融合した娯楽大作。ブルース・ウィリス演じる主人公ハリーの奮闘と感動の結末は必見だ。