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ハッピーデスデイとは?
『ハッピーデスデイ』は、2017年に公開されたアメリカのホラーコメディ映画です。「スクリーム」シリーズなどで知られるジェイソン・ブラムがプロデュースを手がけ、クリストファー・ランドンが監督を務めました。主演はジェシカ・ローテ。大学生のツリー(ローテ)が、誕生日の日に何者かに殺害されるという恐ろしい体験を繰り返すタイムループもののストーリー。480万ドルという低予算ながら全世界で1億ドル以上の興行収入を記録し、商業的にも大成功を収めました。
ハッピーデスデイのあらすじ【ネタバレ】
序盤:主人公ツリーの誕生日
物語の主人公ツリー(演:ジェシカ・ローテ)は、アメリカの大学に通う女子大生。ツリーの誕生日の朝、彼女は一夜限りの関係を持った相手の部屋で目を覚ましますが、二日酔いに苦しみつつも家に帰ります。しかし、夜になると何者かに襲われ殺されてしまいます。
ループのはじまり
次の瞬間、ツリーはまたあの日の朝に戻ってしまいます。同じ日を繰り返す中、ツリーはまたしても誕生日パーティーの夜、赤ちゃんの仮面をかぶった殺人鬼に襲われ、何度も残酷な死を迎えます。彼女は自分が「タイムループ」に陥っていることに気づきます。
真犯人を探すループ
無限ループから抜け出すため、ツリーは犯人探しを開始。ループするたびに、殺人鬼の正体を暴こうと試みます。時にはルームメイトのロリ(演:ルビー・モディーン)を、時には担当教授のグレゴリー(演:チャールズ・エイトキン)を疑います。しかし、犯人を見つけ出すことはできません。そんな中、一緒にループを体験している男子学生のカーター(演:イスラエル・ブルサード)と協力関係を結びます。
エンディングと真相
ついに、ツリーは犯人の正体に辿り着きます。それは、連続殺人犯として病院に搬送されていたジョン・トゥームズ(演:ロブ・メロ)という男でした。しかし、トゥームズを倒しても、ループからは抜け出せません。実はもう一人の黒幕が存在したのです。最後の真犯人は、ツリーのルームメイトで親友のロリでした。ツリーに嫉妬心を抱いていたロリは、ツリーを殺そうとしていたのです。最後の対決の末、ツリーはロリを倒し、ようやくループから脱出。そして、この経験を通じて新しい自分を見出していくのでした。
ハッピーデスデイの見所と謎
タイムループもののおもしろさ
本作最大の魅力は、タイムループを利用したミステリー性の高いストーリー展開です。何度も繰り返される一日の中で、ツリーが少しずつ事件の真相に迫っていくさまは見ごたえ抜群。同じようなループもの映画の古典と言える『グランドホッグ・デイ』とはひと味違った、スリリングな面白さがあります。
主人公ツリーの成長
ツリーは当初、わがままで身勝手な性格の持ち主。しかし、何度も死を経験するうちに、彼女は他者への理解を深め、思いやりの心を学んでいきます。殺人の謎解きと並行して描かれる、ツリーの人間的な成長も本作の重要なテーマと言えるでしょう。
残された謎と続編への期待
ラストでツリーはループから脱出しましたが、なぜそもそもループが起きたのかといった根本的な謎は明かされていません。続編の『ハッピー・デス・デイ2U』でも、この謎は完全には解明されず。これからも新たな展開が期待できそうです。
まとめ:生き方を見つめ直すミステリー
『ハッピーデスデイ』は、若者向けのホラーとミステリー、そしてドラマ性がバランス良く組み合わさった秀作です。自らの命がかかったタイムループを体験することで、主人公ツリーは新しい自分と向き合っていきます。見終わった後は、日々の選択の大切さや、他者への思いやりの心について考えさせられる作品と言えるでしょう。ぜひ劇場やDVD・動画配信サービスでご覧ください!