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映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、マーベル・スタジオ製作で2019年4月に全世界同時公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画です。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編であり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第3フェーズを締めくくる作品でもあります。監督はアンソニー・ルッソとジョー・ルッソ。
主演はロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワースなどおなじみのメンバーに加え、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルがMCUに初登場。大ヒットシリーズの集大成に相応しい豪華キャストが揃いました。
本作は全世界で空前の大ヒットを記録。興行収入は約27億9000万ドルに達し、歴代興行収入ランキングで『アバター』を抜いて1位に輝きました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のストーリーをザックリ紹介【ネタバレあり】
ストーリー第1章:サノス打倒作戦
前作でサノスによって消し去られた半分の生命を取り戻すため、残されたアベンジャーズが立ち上がります。アントマンの提案で過去への時間旅行作戦「タイムヘイスト」を決行。6つのインフィニティストーンをサノスに奪われる前の過去で回収することを目指します。
一方、引退していたホークアイは家族を失ったショックから「ローニン」と名乗り世界中の悪党を始末する日々。そこへブラック・ウィドウが現れ、再びアベンジャーズの任務へと誘います。
ストーリー第2章:過去への飛躍
ニューヨークの戦い、エルフとの戦い、そして惑星モラグやヴォーミアなど、過去のさまざまな舞台へとヒーローたちは分かれて向かいます。
ソーはフリッガから励ましを受け、ハルクは過去のストレンジ先生と対面。そしてサノスの娘ネビュラがストーンの力で過去の自分とリンクしてしまったことで、彼女の記憶から、未来のサノスが全てを知ることに。
ストーリー第3章:タイムヘイスト
中でもホークアイとブラック・ウィドウが向かったのは「ソウルストーン」が眠る惑星ヴォーミア。ヴィジョンを失ったワンダの想いを知るナターシャは、クリントの説得を振り切ってストーンを得るために身を投げ、命を落としてしまいます。
2012年のニューヨークでもアイアンマンとキャプテンはストーンの奪取に苦戦。結局それは2014年のサノスとネビュラによって奪われ、現代へとタイムトラベルしてきてしまうのでした。
ストーリー第4章:アベンジャーズ再集結
ストーンは全て集められ、ハルクが「デシメーション」による犠牲者たちを蘇らせることに成功。しかし、サノスの奇襲によりアベンジャーズ本部は壊滅。5年前の戦いを知る過去のサノスは「今度は全宇宙を消し去る」と宣言します。
絶体絶命のピンチに、蘇ったヒーローたちが続々と参戦。ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサー、そしてワスプ、スター・ロード、マンティス…。まさにMCUヒーロー総登場のバトルが幕を開けます。
ストーリー第5章:ラスボス再び
サノス軍団との全面対決の中、アイアンマンたちはストーンを納めた「ナノ・ガントレット」の奪還を試みます。サノスもこれを阻止すべく猛攻を仕掛けてきます。
疲弊したアベンジャーズにとっての頼みの綱キャプテン・マーベルも参戦。圧倒的な力で形勢逆転に貢献します。しかしサノスは機転を利かせ、ガントレットを我が物に。再び指を鳴らそうとします。
ストーリー第6章:最後の戦い
その時、アイアンマンがサノスに飛び掛かり、ガントレットからインフィニティストーンを奪取。自らの装甲にそれを装着し、渾身の一撃でサノス軍を消滅させました。
しかし強大な力には犠牲が伴います。人間の肉体を持つトニーはその反動に耐えられず、ペッパーに見守られながら静かにこの世を去ったのでした。
ストーリー第7章:喪失と希望
英雄アイアンマンの死を悼み、ヒーローたちは別れを告げます。ハルクはストーンを元の時代に戻すため過去へ。そのまま人生をやり直すことを選んだスティーブは、年老いた姿で再び現れ、キャプテン・アメリカの盾をファルコンに託しました。
一方ソーはアスガルドの民をヴァルキリーに任せ、ガーディアンズと共に宇宙へ。かくしてサノス編は幕を閉じ、アベンジャーズの新たな時代が幕を開けるのでした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の見所を3つ解説
見所1:スリリングなタイムトラベルミッション
本作最大の驚きは、タイムトラベルによる過去のMCU作品の再訪でした。ニューヨーク決戦、アスガルドでのダークエルフ襲来など馴染み深いシーンの裏側が明らかになり、複雑に絡み合うタイムラインにわくわくさせられます。
またホークアイとブラック・ウィドウのソウルストーン回収シーンは感動的。二人の友情と覚悟が胸を打ちます。
見所2:豪華キャストの競演
MCUを10年以上に渡って支えてきた俳優陣が全員集結。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrを始め、ソー、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウら主要キャラクターたちの掛け合いは見応え充分です。
中でも注目はキャプテン・マーベル。ブリー・ラーソン演じる最強ヒロイン、アベンジャーズの危機に駆け付ける姿は爽快そのもの。一方ロキ役のトム・ヒドルストンの名演技にも注目です。
見所3:MCUの集大成というスケール
本作は『アイアンマン』から始まったMCUの第3フェーズの締めくくり。シリーズを通して積み重ねられてきたドラマが、ここに集約されています。
アイアンマンの感動の最期、キャプテン・アメリカの時代を超えた愛、ソーの心の成長など、これまでのキャラクターの歩みに、ふさわしい幕引きが用意されているのです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前後作品を紹介
エンドゲームの直接の前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『エンドゲーム』を十分に楽しむためには、前作『インフィニティ・ウォー』を観ておくことが不可欠。サノスによる衝撃のデシメーションなど、本作の起点となる出来事が描かれています。
アベンジャーズがはじめてサノスと対峙し、散り散りになる過程は必見。トニーとキャップの不和、ガモーラの別れなど、キャラクターの心情にも注目です。
エンドゲームの次作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
『エンドゲーム』後のMCUを描くのが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。高校生ピーター・パーカーがヨーロッパ旅行に出掛けるものの、地球の危機に巻き込まれていきます。
トニーの遺産を受け継ぐ彼の姿は、新時代のMCUを象徴するもの。ミステリオ役のジェイク・ギレンホールの怪演も話題を呼びました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』まとめ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、10年以上続いたMCUの一つの到達点。サノスとの戦いに終止符を打ち、コミックの魅力をスクリーンいっぱいに再現した超大作です。
これまでの作品同様、本作も単体で楽しめますが、シリーズの流れを追っていればより深く味わえるはず。前作『インフィニティ・ウォー』を事前に観ておけば、登場人物の関係性や抱える想いに、より感情移入できるでしょう。
アイアンマンやキャプテン・アメリカら初期メンバーにとっては、まさに有終の美を飾る作品。彼らの別れを惜しみつつ、新世代へとバトンタッチされるドラマを見届けましょう。