本コンテンツはあらすじの泉の基準に基づき制作していますが、本サイト経由で商品購入や会員登録を行った際には送客手数料を受領しています。
ブラッククローバーとは?作品情報まとめ
作品の基本情報(ジャンル、作者、連載誌など)
『ブラッククローバー』は、田畠裕基による日本の少年漫画作品です。略称は「ブラクロ」。
2015年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載が開始され、2022年1月時点で単行本の発行部数が1700万部を突破するなど高い人気を誇っています。
魔法が存在する世界を舞台に、魔法帝を目指す少年アスタの成長と活躍を描いたファンタジーバトル漫画となっています。
アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開
ブラッククローバーは2017年よりテレビアニメが放送開始。
2022年3月までに全170話が放送され、原作で人気のエピソードが数多くアニメ化されました。
また、PlayStationやスマートフォン向けのゲーム化、ノベライズ作品の刊行など、原作漫画だけでなく様々なメディアミックス展開が行われ、作品の世界観を多角的に楽しめるようになっています。
ブラッククローバーのあらすじ
序盤
物語の主人公アスタは、魔法が万能の世界で唯一魔法が使えない少年。一方、彼のライバルにして親友のユノは風魔法の天才です。
魔法の有無という差はありますが、2人は「魔法帝」という最強の魔導士になることを夢見ています。
15歳になったアスタとユノは、九つの魔法騎士団が所属する魔導士の団体「魔法騎士団」に入団。アスタは最弱とされる「黒の暴牛」に、ユノは最強の「金色の夜明け」にそれぞれ所属することになります。
入団後、アスタは団長ヤミの厳しい指導の下、反魔法の剣を使いこなす力を付けていきます。
彼の真っ直ぐで諦めない姿勢は、序盤から仲間たちに影響を与えていきます。
中盤
物語の中盤、「黒の暴牛」は敵対組織「白夜の魔眼」との抗争に巻き込まれます。
アスタは白夜の魔眼の幹部である三魔眼と死闘を繰り広げ、団員のヴァネッサやフィンラルと共に勝利します。
さらにアスタは、実力者揃いの魔法騎士団員から選抜される「王撰騎士団」入りを果たし、白夜の魔眼のアジト襲撃に参戦。
そこで明らかになったのは、白夜の魔眼と人間との抗争の裏には、500年前に滅びたエルフ族の復讐劇が隠されていたという事実でした。
人間に滅ぼされたエルフ族の生き残りが、禁術を使って人間に憑依。
エルフに支配された魔法騎士団とアスタたちの戦いが繰り広げられます。
終盤
エルフとの戦いを通じ、滅亡の真相が明らかになります。
エルフを滅亡へと追いやり、その怨念に取り憑かれたパトリを利用していた黒幕の悪魔・ザグレドが姿を現します。
エルフの長・リヒトや初代魔法帝ルミエルの協力を得て、アスタとユノはザグレドに立ち向かいます。
ユノの新たな力の覚醒やアスタの悪魔の力に目覚めた反魔法の前に、ザグレドは遂に消滅。
魔法帝ユリウスの活躍もあり、エルフの脅威は去り、世界に平和が訪れました。
魔法帝になる夢を胸に、アスタとユノの新たな冒険はまだまだ続きます。
ブラッククローバーの魅力を3つ紹介!
王道少年漫画的熱さ
ブラッククローバーは、友情・努力・勝利をテーマにしたいわゆる「王道少年漫画」の系譜に連なる作品です。
努力家の主人公アスタが仲間との絆を糧に強敵に立ち向かう姿は、少年漫画の金字塔『ドラゴンボール』などを彷彿とさせます。
また、アスタとユノの終わりなきライバル関係は、互いに高め合う関係性として魅力的。
夢の実現に向けて頑張る彼らの姿は、読者を勇気づけ、応援したくなる要素と言えるでしょう。
迫力のバトル描写
ブラッククローバーのもう一つの見所は、迫力のあるバトルシーンです。
アスタの反魔法の剣や、ユノの風魔法など、キャラクターごとに多種多様な魔法が登場し、ぶつかり合います。
特に、ページをめくるたびに展開されるスピード感のある戦闘は圧巻。
ヴァネッサの赤い糸や、シャーロッテの青薔薇の呪縛など、魔法を視覚的に表現したエフェクトにも注目です。
ダイナミックで眼を見張るような戦いは、ブラッククローバーならではの魅力と言えます。
キャラの濃さ
本作には正義のために戦う魔法騎士団員たちや、野心に駆られた敵キャラクターなど、個性的なキャラクターが多数登場します。
アスタを始め、ツンデレなノエル、ドSなヤミ団長、ナルシストのフィンラルなどは、読者から非常に愛されているようです。
味方・敵・サブキャラを問わず、濃いキャラが多いことも本作の特徴。
彼らが織りなす人間ドラマが、戦闘と同じくらいクローズアップされている点も見逃せません。
仲間たちとの友情、恋愛模様なども描かれ、ギャグテイストも交えながら物語が進んでいきます。
キャラの魅力については、原作漫画とアニメ、どちらでも充分に堪能できるでしょう。
ブラッククローバーのアニメ情報
制作スタッフ、声優、放送時期
テレビアニメ「ブラッククローバー」は、2017年10月から2021年3月までテレビ東京系列にて、全170話が放送されました。
監督は吉原達矢、シリーズ構成は筆安一幸が務め、アニメーション制作はstudio Pierrotが担当。
キャラクターデザインは竹田逸子によるもので、原作の雰囲気を大事にしつつ、アニメーションに最適化されたデザインとなっています。
主人公アスタの声優は梶原岳人、ユノ役の島﨑信長を始め、諏訪部順一、優木かな、安野希世乃など、人気・実力ともに兼ね備えた声優陣が集結。
彼らの演技により、アスタたちのバトルシーンや日常会話なども、より一層引き立てられています。
オープニング・エンディングテーマを担当したアーティスト
ブラッククローバーの音楽も注目ポイントです。
オープニングテーマは「ハルカミライ」(感覚ピエロ)、「PAiNT it BLACK」(BiSH)、「Black Rover」(ビッケブランカ)など、エンディングテーマは「蒼い炎」(イトヲカシ)、「Amazing Dreams」(SWANKY DANK)、「Black to the dreamlight」(EMPiRE)など、数多くの人気アーティストが楽曲を提供。
疾走感のあるロックナンバーが多く、作品の世界観によく合っています。
オープニング・エンディングのアニメーション映像も魅力的で、毎週の放送を楽しみにしているファンも多いようです。
原作にはないアニメオリジナルエピソードの見所
テレビアニメ版「ブラッククローバー」では、原作漫画で描かれていないアニメオリジナルエピソードも放送されました。
例えば、団員たちの休日の過ごし方を描いた日常回や、原作では名前のみの登場だったキャラクターの活躍を描いた回などがあります。
中でも、ユノやノエルの幼少期の話は、彼らのバックボーンを理解する上で重要なエピソード。
アスタとユノの絆の深さや、ノエルが努力を重ねるに至った過去が丁寧に描かれ、ファンからの評価も高いです。
また、アニメオリジナルの敵キャラクターが登場することもあり、さらなるバトルシーンの盛り上がりを演出しています。
原作を補完し、物語を広げるアニメならではの展開は、原作ファンをも楽しませてくれるでしょう。
まとめ
「ブラッククローバー」は、魔法騎士団に所属する若者たちの活躍を描いた少年漫画です。
主人公アスタを中心に、仲間たちとの友情や、強敵との戦いが壮大なスケールで繰り広げられます。
次々と明かされていく世界の秘密や因縁が物語を大きく動かし、最後まで目が離せない展開が続きます。
少年漫画特有の勧善懲悪のストーリー展開でありながら、登場人物それぞれに感情移入できる魅力があるのもこの作品の魅力と言えます。
アニメ版も原作の良さをしっかりと描写しており、音楽や映像面での魅力も十分。
少年漫画が好きな方はもちゆうに、様々な読者・視聴者に楽しんでもらえる作品だと思います。
ぜひ、原作マンガとアニメ、両方を楽しんでみてください。